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鍼灸治療で起こるといわれている反応

好転反応と呼ばれる言葉を知っていますか。鍼灸治療や漢方薬を使用しているときにはよくあることですが、西洋医学で処方された医薬品を利用している人にとってはなじみのない言葉でしょう。好転反応とは、治療後にだるさやめまい、発熱、痛みなどを感じることを指します。病状が回復するために、一時的に悪化する症状を指し、鍼灸治療によって引き起こされた刺激に身体が過剰に反応した結果起こることです。好転反応を知らず、効果がないと起こってしまう人もいますが、あくまでもこれはよくなるための第一歩です。ただし、針灸院によっては鍼灸治療のペースを変更して好転反応が起こりにくく、穏やかな回復を目指せるように治療方針を変更してくれる可能性がありますので、症状が出たら必ず伝えるようにしましょう。最初の数回程度で出てくる可能性が高いといわれており、治療を行う前と跡で体調が大きく違うと感じられる場合には、好転反応の現れです。よくなるための第一歩として耐える人もいますが、あまりにもひどい好転反応の場合には必ず鍼灸師に相談してください。

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