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街の誰もが軽貨物ドライバー?シェアライド文化

古くから観光地や駅前で親しまれているレンタサイクルを始め、近年では駐車場運営事業者がシェアカーサービスをローンチするなど、移動手段のシェアライド文化が多様化しています。それは個人利用の移動だけに留まらず、今や軽貨物運送業界にまで広がっています。従来の軽貨物運送ドライバーは自分で軽貨物運送車両を用意・維持しなければいけませんでした。何故なら軽貨物運送ドライバーの大半は業務委託という形態だからです。その敷居の高さが原因で、軽貨物運送ドライバーはなかなか数が増えません。しかし軽貨物運送車両をシェアライドできる文化が芽生え始めた事で、元手0から必要な時に軽貨物運送車両をシェアするだけでお小遣い稼ぎができるようになりました。まだまだ都心部でしか展開されていないサービスですが、広大な土地がある田舎であれば、安価で駐車スペースを確保できるのでうまくマッチングするでしょう。また過疎地域は今後、高齢化により買い物難民が続出しますから、そうした際にシェアライドの軽貨物運送ドライバーが活躍できるというビジネスプランも容易に思いつきます。「購入」ではなく「シェア」、まさに江戸時代の損料屋文化を彷彿とさせますが、それは令和の現代社会において蘇りつつあるという事なのでしょう。

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